中学生ラグビー・ジュニアラグビーのルール・試合時間・人数・ポジション・競技人口をわかりやすく解説
- Paul Ashton
- Dec 2, 2025
- 7 min read
Updated: Dec 23, 2025

中学生になって初めてラグビーに触れる選手は全国的に増えています。この記事では、これから中学生ラグビーを始める小学校6年生や中学生や、その保護者の方に向けて中学生ラグビー(ジュニアラグビー)に必要なルールや全体背景をわかりやすくまとめます。
何人でプレーする?
試合時間は?
ポジションは?
小学生ラグビー(ミニラグビー)との違いは?
安全面はどうなっている?
ジュニアラグビー人口は増えてますか?
これらの疑問をすべて解決します。
中学生から本格的に始まる「ジュニアラグビー」
日本の中学生が公式にプレーするのは12人制(ジュニアラグビー)。小学生のミニラグビー(9人制)と比べると、人数もルールも一段階レベルアップします。中学生の競技者数は毎年増加傾向にあり、あなたが用意してくれた公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)の公式データによると、以下のように男女ともに着実に増えているのがわかります。

中学生ラグビー人口の推移
ラグビースクール
年度 | 男子 | 女子 | 合計 | チーム数 |
2019 | 4,876 | 389 | 5,265 | 428 |
2020 | 5,096 | 432 | 5,528 | 431 |
2021 | 5,489 | 439 | 5,928 | 438 |
2022 | 6,139 | 444 | 6,583 | 454 |
2023 | 6,705 | 396 | 7,101 | 462 |
2024 | 7,452 | 488 | 7,940 | 517 |
2025 | 8,197 | 554 | 8,751 | 522 |

中学校(部活動)
年度 | 男子 | 女子 | 合計 | チーム数 |
2019 | 5,616 | 158 | 5,774 | 312 |
2020 | 5,357 | 170 | 5,527 | 305 |
2021 | 5,382 | 159 | 5,541 | 300 |
2022 | 5,522 | 146 | 5,668 | 304 |
2023 | 5,189 | 117 | 5,306 | 307 |
2024 | 5,099 | 94 | 5,193 | 290 |
2025 | 5,187 | 91 | 5,278 | 276 |
日本ラグビーフットボール協会の公式データ(2019〜2025年)を見ると、中学生のラグビー人口は年々増え続けています。特にラグビースクールは男子・女子ともに大きく伸びており、全国で競技人口が着実に増加しています。一方で、中学校部活動は部員数・チーム数ともに微減していますが、これは“ラグビー離れ”ではなく、全国的な部活改革や指導者確保の難しさが背景にあります。今の日本では、地方の学校中心からラグビースクール中心へ競技環境が移りつつあり、OJRSのようなクラブが中学生の受け皿として重要になっています。
エージ制カテゴリーとは?
中学生ラグビーは、年齢(エージ)に応じて以下のようにカテゴリーが分かれています。
U-13(中学1年生中心)
U-14(中学1〜2年生)
U-15(中学2〜3年生)
学年に応じてルールが一部異なり、無理のない形で安全に成長できるよう設計されています。

ジュニアラグビーの試合時間(U13〜U15)
試合時間は学年カテゴリーにより次のように定められています。
カテゴリー | 試合時間 | 前後半の長さ | 備考 |
U-15 | 40分 | 前半20分 / 後半20分 | 延長なし |
U-14 | 30分 | 前半15分 / 後半15分 | 延長なし |
U-13 | 30分 | 前半15分 / 後半15分 | 延長なし |
U-15(7人制) | 14分 | 前半7分 / 後半7分 | 延長なし |
これは中学生の体力負荷を考えた特別ルールです。

1日2試合する場合の時間ルール
大会や交流戦では、1日2試合行うことがあります。
カテゴリー | 通常 | 1日2試合時 |
U-15 | 40分 | 34分に短縮 |
U-14 | 30分 | 変更なし |
U-13 | 30分 | 変更なし |
また、特例として:
全員交替がルール化されている場合
選手の出場時間を厳格に管理できる場合
→ U-15でも20分ハーフの通常試合を行ってよいとされています。
選手の1日あたりの出場時間制限
JRFU の安全基準では、以下のように決められています。
学年 | 最大出場時間 |
中2・中3 | 70分まで |
中1 | 60分まで |
さらに1チームが1日に提供できる試合数は「最大2試合」というルールもあります。

ジュニアラグビーの交替ルール
ジュニアラグビーは 12人制が基本。試合中にプレーできる人数は最大12名、最少11名までとされています。交替は以下の2種類。
正式な交替(再出場不可)
脳震とうの疑い
頭部打撲
頭部裂傷など
一時的な交替(条件付き再出場可)
出血
負傷による一時退場(15分以内に戻れなければ正式交替)
安全管理は中学生ラグビーで最も重要な部分で、全日本共通のルールです。

中学生ラグビーのポジション(12人制)
12人制は以下のように編成されます。
フォワード(5名)
ポジション | 人数 | 役割 |
プロップ(左右) | 2 | スクラムを安定させる基盤 |
フッカー | 1 | ボールを後ろに送る中心 |
ロック(左右) | 2 | 長身・体幹を活かしてボール確保 |
※中学生では安全性のためスクラムはノーコンテスト(押し合わない)。
バックス(7名)
ポジション | 人数 | 役割 |
スクラムハーフ | 1 | ゲームのリズムを作る |
スタンドオフ | 1 | 攻撃の司令塔 |
センター(内外) | 2 | 攻守の要 |
ウイング(左右) | 2 | トライを狙うランナー |
フルバック | 1 | 最後の砦・カウンターの起点 |

中学生ラグビーで知っておくべき追加ルール(安全・反則・接触プレー)
すでに紹介した試合時間・人数・交替・ポジションに加えて、U-15年代特有の“安全のための特別ルール” がまだいくつかあります。これらは、ワールドラグビー(WR)標準規則に対して日本が独自に中学生向けに追加している部分 です。保護者・初心者が特につまずくポイントだけ、わかりやすくまとめます。
タックルの禁止行為
U-15では、危険なタックルの禁止項目が大人より細かく定義されています。
禁止されるタックル例
胸より上への接触(ハイタックル)
ノーバインドで突っ込むタックル(手を回す前にショルダーチャージの形になる動作)
襟をつかむ、背後から肩口をつかむ行為
体重を乗せて押し倒す・投げ捨てるようなタックル
逆ヘッド(頭が下がった状態で突っ込む危険タックル)
U-15で特に重要なポイント
JRFU独自規則で最も強調されているのが「ローヘッド」の禁止。
ローヘッド禁止とは?
タックル・コンタクト・ボール争奪(ラック)などすべての場面で、
頭が肩より低い
頭が腰より低い
顔を下へ向けたまま突っ込む
ブリッジング(頭が落ちた状態で身体を支える)
ボールの上に蓋をするように覆う姿勢

ラックでの禁止行為
U-15特有の明確な禁止:スクイーズボール
タックル後・地面で倒れながら
足の間からボールを後ろに押し出すプレー(=スクイーズボール)
これは中学生年代では全面禁止。
理由:
頭が下がる(危険なローヘッド姿勢になりやすい)
プレーヤーが踏まれたり首を曲げられたりする危険が高い

ラック・モールでの“頭の高さ”ルール
U-15ではタックルだけでなく、ラック・モール参加者も
頭が肩や腰より低い姿勢禁止
スイープ(横から頭を下げて突っ込む動作)禁止
スクラム:U-15特有の安全ルール
すでにノーコンテストと安全優先は説明済みですが、下記がまだ漏れていました。
スクラム編成の絶対条件
フォワード5名(プロップ2・フッカー1・ロック2)が訓練された選手で構成されていること
1人でも不在ならアンコンテスト(バインド無し)を強制適用

スクラム中の禁止行為
ロックが腰を落とす・角度を変える
プロップ以外のプレーヤーが相手をつかむ
ロックがバインドを外してボールを拾う
足で外にボールを弾き、意図的にスクラムを終了させる行為

ラインアウト:リフティング禁止以外に不足していたポイント
ブログにまだ入っていない重要点:
中学生のラインアウトは人数制限あり
2〜5名で形成(WRルールより狭い)
危険タックルについて特別規定
ジャンプ直後の相手の膝〜足首への低いタックルは禁止
着地直後に 引き倒す行為 も危険プレー扱い

カードとペナルティ時間
イエローカード=一時退出時間
U15(20分ハーフ) → 5分間退出
17分ハーフ・15分ハーフ → 4分間退出
これは実質的に大人ラグビーの“10分シンビン”に相当する厳しいペナルティ。

防具は着用義務あり
U-15では、WRが認める防具の中で 義務化されているもの が2つあります。
マウスガード(歯の保護) → 義務
ヘッドギア → 義務
肩パッド → 個人判断(OJRSではおすすめ)
※中高一貫校の規則では「任意」の場合もあるが、U-15(クラブ・スクール)規定では必須扱い。
ジュニアラグビーを安心して楽しむために
ジュニアラグビーは、単に強さを競うスポーツではなく、協力、判断力、自己管理、仲間とのつながりを自然と学べる場所です。OJRSでは勝敗よりも「安全に、前向きに成長できる環境づくり」を大切にしています。中学生になって新しいスポーツに挑戦したい子、他の競技からラグビーをやってみたい子、運動が得意ではないけれどチームの中で成長したい子、岡山ジュニアラグビースクールは、そんな子どもたちをいつでも歓迎しています。

中学生ラグビーに少しでも興味が湧いたら、まずは見学・無料体験へ
ここまで読んで、
「ラグビー、ちょっと気になるかも」「うちの子に合うかどうか、実際の雰囲気を見て判断したい」
と感じられた保護者の方は、ぜひ一度、百間川の練習を見学してみてください。

中学生になって、新しいスポーツに挑戦したい子。
これまで別の競技を続けてきたけれど、違う環境で成長してみたい子。
運動が得意ではなくても、仲間と一緒に少しずつ前へ進みたい子。
岡山ジュニアラグビースクールは、そんな “一歩踏み出したい” 子どもたちをいつでも歓迎しています。
👉 詳しい活動内容や無料体験のお申し込みは、岡山ジュニアラグビースクール公式サイト(www.okayamajuniorrugbyschool.com) をご覧ください。
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