中学生ラグビーを続ける意義、小学生で辞めるのは本当にもったいない理由
- Paul Ashton
- Dec 2, 2025
- 13 min read
Updated: Dec 2, 2025

ミニラグビーから次のステージへ進むご家庭へ
小学校6年生の終わり。ミニラグビーの集大成を迎え、子どもたちも保護者の皆さまも一区切りを感じる時期です。高学年活動の間、週末ごとの試合、練習、遠征、子どもたちは本当に一生懸命でした。保護者の皆さまも、送迎、応援、準備、本当にお疲れさまでした。チームがヒーローズカップの県予選を勝ち抜き、地区でも健闘し、横浜の全国決勝大会まで進んだご家庭も多いことでしょう。全国の舞台で堂々とプレーし、時には勝ち、時には悔しい思いをし、子どもたちの姿に胸が熱くなった方もいると思います。

「これでミニラグビーは終わりか…」
「この経験は一生ものだな…」
そんな感慨が湧いてくるのが小6の冬〜春です。この時期こそ、中学生ラグビー続ける意義を知ることで、新しいステージの見え方が変わります。
そのタイミングでよく聞こえてくるのが、
「中学生になったらラグビーはやめようかな…」
「うちの子はあまり試合に出られなかったし…」
「中学は塾もあるし、習い事も増えるし…」
という声です。
全国に行った子の保護者も、行けなかった子の保護者も、どちらも同じように “ひと区切り” を感じるからこそ、次をどうするか、悩みやすい時期なのです。しかし、実はこの “辞めようかな” という気持ちは、日本だけでなく世界中のラグビー育成現場で共通して起こる自然な現象です。そして、ラグビーの育成理論を深く見ていくと、小6で辞めるという選択は、ラグビーが一番面白く、一番成長できる時期の“すぐ手前”で立ち止まることを意味しています。

ヒーローズカップで全国大会まで行った子でも、チームの中心選手として活躍した子でも、逆にこの一年あまり出場機会に恵まれなかった子でも“これで終わり” ではありません。むしろ、ここからが “本当のラグビーの物語のスタート” です。

中学生になると、子どもたちには新しい舞台が一気に広がります。
全国規模の中学生大会「太陽生命カップ」
県選抜全国大会(U14・U15)
KINDAI CUPの出場(中学生ラグビーのリーグ形式大会)
高校ラグビーへの道が見え始める
12人制ラグビーという“新しい競技”への挑戦
中学生から始まるフィジカルとメンタルの成長
仲間との関係性も変わり、少しずつ“子どもから若者”へ

中学生の3年間は、ラグビーの実力だけでなく、人としての自信、心の強さ、世界の見え方が大きく変わる時期です。この記事は、
「ミニラグビーの次にどんな世界があるのか」
「中学生でラグビーを続ける意義とは何か」
「辞めようか迷う瞬間こそ、一番大切なタイミング」
を、保護者の皆さまにわかりやすく、そして安心していただけるようにお伝えするものです。
中学生ラグビーを続ける意義はどこにあるのか?
ミニラグビーが終わると、なぜ辞める気持ちが生まれるのか?まず最初に、辞めたいと感じる理由は決して珍しくありません。そして、どの理由も“間違い”ではありません。むしろ自然です。
出場時間の差が気になる時期
小5〜小6になると、
試合に出る子
ベンチが多い子
得意な子
苦手な子
が、はっきり見えてきます。

その結果、
「うちの子、向いていないのかな…?」「このまま続けても伸びない気がする…」
と感じてしまうのは当然です。でも、小学生の成長差は“たまたまその年代で早い” 子が目立っているだけというのが真実です。中学生で遅れて伸びる子は非常に多く、むしろ“後から伸びる子”のほうが、高校で強くなると言われています。

周りの子の成長スピードに差が出て焦る
小学校高学年は「体のサイズ差」が大きく出る時期です。
体が早く大きくなる子
発育がゆっくりな子
走るスピードが急に上がる子
まだ体のつくりが追いつかない子
この差は、中学生に入るとほぼリセットされます。
だから、
「小6で伸び悩む」=「才能がない」
ではありません。
=ただの“成長スケジュールの違い”だけです。
習い事の幅が広がる時期
中学生になると、保護者の皆さまは次のように考え始めます。
そろそろ塾を本格化したい
英語や他のスポーツもやらせたい
忙しくなるから週1〜2のラグビーは難しい
もちろん生活リズムが変わるのは事実です。しかし実際には、ラグビーは“習い事の両立”がしやすいスポーツです。週1〜2回の練習で成長でき、運動量も確保でき、さらに「心の成長」も得られる。そんなスポーツはほとんどありません。

子ども自身の“燃え尽き”と“自信の低下”
小6は成功体験が多い子ほど燃え尽きやすく、逆にうまくいかなかった子は自信を失いがちです。どちらにも共通するのは、「中学ラグビーを知らない」 ということ。子どもは“今のスポーツ=未来”だと感じやすいのです。でも実際には、中学生ラグビーはミニラグビーとは違うスポーツの世界です。

実は、中学生こそ“ラグビーが最も伸びる時期”である理由
最新のスポーツ科学・育成データでは、中学生(U13〜U15)は成長の“ゴールデンエイジ”であり、ラグビーを続けることで大きなメリットがあります。
身長・筋力の伸び方がまったく違う
小学生では不利に見えた体格差が、中学生では一気に逆転します。
背が伸び始める
体幹が安定する
自分の体の動かし方を理解し始める
これらはラグビーで圧倒的な武器になります。

技術理解が深まり“急激にうまくなる時期”が来る
小学生のころは、教えられた通りに動くことが中心でしたが、中学生になると、「なぜこの動きが必要なのか」が理解できるようになります。理解が深まると、ラグビーは一気に面白くなります。
思春期=人格形成のピーク。ラグビーが心を育てる
中学生は「自分の価値」を探し始める時期です。
ラグビーでは、
仲間のために動く
困難を一緒に乗り越える
練習で成長を実感できる
自分にしかない役割が見つかる
スポーツ科学では、こうした経験を積んだ中学生は「高校でも伸び続ける」と証明されています。

ミニラグビーと中学生ラグビーは“別競技”。辞めるのは新世界の手前
実際に、中学生ラグビーはミニラグビーとは別の世界です。ポジションが一気に増えるミニラグビーは9人制ですが、中学校では12人制になります。
つまり…
FWは
プロップ x2名
フッカー x1名
ロック x2名
BKは
スクラムハーフ x1名
スタンドオフ x1名
センター x2名
ウイング x2名
フルバック x1名
役割が増えるため、ミニで“居場所が少なかった子”にも必ず新しい適性が見つかります。
ミニ(9人制) vs 中学生(12人制)
各ポジションの違い・役割の進化比較表
フォワード(FW)
ポジション | ミニラグビー(9人制) | 中学生ラグビー(12人制) | 大きな違い/成長のポイント |
プロップ(PR)x2 | 明確なPRは存在せず、前で突進・サポート程度。 スクラムは簡易で安全重視。 | 専門ポジションとして2名配置。 スクラムの安定を最前列で支える。 | 技術(姿勢・体の角度)で差が出る。 体が大きくなくても活躍可能。 |
フッカー(HO)x1 | 役割が曖昧、存在しない場合も多い。 | スクラム中央でボール争奪。 ラインアウトのスローイング担当。 | 正確さ・集中力が武器。 経験者も初心者も伸びやすい。 |
ロック(LO)×2 | 役割が存在しない。 | ラインアウトのジャンパー。 モール・スクラム後列の推進力担当。 | ミニで出番がなかった子の“覚醒ポジション”。 ラインアウト・モールはジュニアで初体験。 |

バックス(BK)
スクラムハーフ(SH)
ミニラグビー(9人制) | 中学生ラグビー(12人制) | 成長のポイント/違い | |
役割の基本 | スクラムからボールを出す係。 パス中心/戦術性は少ない。 | FWとBKをつなぐ“チームの頭脳”。 攻撃のテンポ・方向をコントロール。 | 小柄でも最重要ポジション。 判断・声かけ・試合理解が最大に伸びる。 |
フォワードとの連携 | 連携は限定的。 ミニではFWの役割が曖昧。 | FWの動きをorganize(整理)する役目。 次のフェーズを指示し、試合の流れを作る。 | リーダー性が身につく。 |
試合テンポの管理 | ほぼ考えない。 | テンポを上げる/落とすを決める。 | ゲームコントロール能力が育つ。 |
SOとの関係 | パスでつなぐだけ。 | SOと常に意思疎通し、攻撃の方向を決める。 | 「声」「視野」「理解」が成長ポイント。 |
スタンドオフ(SO)
ミニラグビー(9人制) | 中学生ラグビー(12人制) | 成長のポイント/違い | |
役割の基本 | 速いパスを出す/走る選手程度。 | 攻撃戦術の中心。 バックスプレーの「設計者」。 | ゲーム理解が最も伸びる。 |
キックプレー | ピッチが狭いため実質使えない。 | 本格的なキック戦術が使用可能。 ロングキック、ショートキック、裏へのキック。 | キックが得意な子が一気に活躍。 |
コンバージョンの有無 | ミニは原則なし(大会による)。 | コンバージョン(2点)が導入。 キッカーの価値が増える。 | キッカーとして新しい才能を見つけるチャンス。 |
試合展開の操作 | 役割が限定的。 | 試合の展開を読む「フィールド監督」。 | 責任感・決断力が育つ。 |

センター(CTB)
ミニラグビー(9人制) | 中学生ラグビー(12人制) | 成長ポイント | |
役割 | 前に出る・突破。 守備もシンプル。 | 攻守の要。 突破・タックル・パス判断を全て担う。 | 技術より“判断力”で差が出る。 |
守備 | 個人守備中心。 | ラインディフェンスの一員として重要。 | 中学で一気に上達する。 |
ウイング(WTB)
ミニラグビー(9人制) | 中学生ラグビー(12人制) | 成長ポイント | |
基本役割 | 速い子が担当。 “トライ係”。 | 攻撃:トライゲッター 守備:スイーパー(FBと連携) | 外のスペースを読む力が伸びる。 |
守備 | 個人対応中心。 | キックカバーでFBと三角形を作る。 | 位置取りの理解が伸びる。 |

フルバック(FB)
ミニラグビー(9人制) | 中学生ラグビー(12人制) | 成長ポイント | |
役割 | 明確な専門ポジションなし。 | 完全に新しい役割。 キック処理 カウンターアタック 守備の要 声でチームを動かす | 視野の広さ・冷静さが武器に。 |
出場機会が増える。ベンチが少ない。
12人制×交代枠x試合時間増える=ミニより圧倒的に“子どもの出番”が増えます。小学生でベンチが長かった子が、中学でレギュラーになる例は珍しくありません。
チーム戦術が増え、ラグビーが“考えるスポーツ”になる
中学生になると、ラグビーは「体でやるスポーツ」から「頭でプレーするスポーツ」に変わります。
これにより…
足が遅くても
体が小さくても
パワーがそこまでなくても
試合で活躍できる役割が必ず見つかります。

中学生3年間で得られる“心の成長”は他の習い事では味わえない
ここからは「ラグビーが子どもの心にどんな成長をもたらすのか?」というテーマです。多くの保護者が見落としていますが、ラグビーは“失敗”をベースに成り立つスポーツです。タックルは外します。パスは落とします。スペースを見誤ることもあります。時には負けます。でもそのたびに、「次どうする?」と考え直す習慣が自然と身につく。

スポーツ心理学でも、
“中学生期の集団スポーツは、その後の自己肯定感、対人関係能力、自己決定力を大きく押し上げる”
という結果が出ており、特にラグビーはその効果が強いとされています。なぜなら、ラグビーは1人で成立するプレーが1つもないスポーツだからです。タックルも、トライも、突破も、全部、「誰かと役割を分け合う」ことから生まれます。その経験は、中学の3年間だけで終わらず、社会に出た後もずっと生き続ける“人としてのベース”になります。

自立性と責任感が育つ
中学生ラグビーでは、子どもたちは次の3つを意識しながらプレーします。
① 自分の役割を理解する
FWなのか、BKなのか、メインの仕事が何かを理解する。「今日はタックルで貢献しよう」「今日は声で引っ張ろう」自分の強みを知り、活かすようになります。
② 仲間の状況を常に観察する
味方が苦しんでいればサポートに走る。仲間がミスしても責めず、次のプレーに目を向ける。この習慣は“協力する力”を育てます。
③ チームのために行動するという意識
いいプレーより、正しいプレーを選ぶ。目立つより、つなぐ。これはラグビー特有のチームワーク能力です。ラグビーには“自分勝手な選手”はいません。全員が役割を持ち、支え合う。それがこのスポーツの本質です。

女子ラグビーの未来は明るい。娘を持つ保護者へ伝えたいこと
近年、女子ラグビーは急激に広がっています。
高校女子ラグビー部の増加
中学生女子の全国大会が整備
女子7人制ラグビー(セブンズ)の普及
大学女子チームの増加とレベルアップ
日本代表育成プログラムが体系化

さらにOJRSには、自分の娘を「高校全国大会 → 大学 → 日本U18・U19代表育成」まで導いた専任コーチもいます。つまり、「女子でも続けられますか?」「レベルについていけますか?」という質問に対し、“大丈夫です、むしろ今が最大のチャンスです”と胸を張って言える根拠があります。女子は中学でグッと伸びる子が多く、体格差よりも技術・理解・判断力が大きく影響するのがラグビーです。
OJRSが提供するのは“成長が楽しくなる環境”
多くの保護者が抱えているのは、「昔の体育会系ラグビーのイメージ」ではないでしょうか?
怒鳴られる
失敗を責められる
できない子が置いていかれる

しかしOJRSは真逆です。
怒鳴らない
けなさない
子どものペースを尊重する
個性に合わせた指導をする
これは単なる“優しい指導”ではなく、世界ラグビーが推奨する“育成の科学”に基づいた方法です。経験豊富なコーチ陣が、初心者から上級者、男子も女子も、それぞれの良さを伸ばすための最適な声かけと練習を提供します。これが、続ければ続けるほど楽しくなる理由です。

中学生ラグビーで広がる“未来のチャンス”
① 県選抜で全国大会へ
中学生のU14・U15カテゴリーになると、県選抜という新しい道が開けます。これまで経験できなかった“全国の県対戦”が可能になります。
② 中学クラブから高校強豪校へ
岡山県内の高校だけでなく、四国・中国・大阪・関西・九州・愛知の強豪校へ進む子も毎年います。高校の指導者は“中学の土台がある選手”を非常に高く評価します。
③ 女子は高校で一気にチャンスが広がる
女子は競技人口が急増中。中学で経験があるだけで、大きく差がつきます。
④ ラグビー推薦・進学の可能性
中学生での頑張りが、高校、場合によっては大学進学にもつながることがあります。

まとめ:小6で辞めるのは、ちょうど成長が始まる“入り口”
小学生でうまくいかなくても、ベンチが多くても、成長がゆっくりでも、自信がなくても、中学生で一気に伸びる子は本当に多い。それは、体が変わり始め、頭で理解できるようになり、役割が明確になるからです。ミニラグビーは“最初のレッスン”。本番は、この先にあります。実際、ここからが「中学生 ラグビー続ける意義」が最も大きくなる時期であり、技術・心・体のすべてが急成長する黄金期です。ラグビーが本当に面白くなるのは、実は中学生からです。ここから広がる中学生ラグビーの世界を、ぜひ一度見にきてください。あなたのお子さんにとって、新しいステージの“最初の一歩” になるかもしれません。
中学生ラグビーを続けるか迷っているなら、まずは見学・無料体験へ
ここまで読んで、
「中学生ラグビーを続けるかどうか、まだ迷っている…」
「本当にうちの子に合うのか、実際の雰囲気を見て判断したい」
と感じられた保護者の方は、ぜひ一度、百間川の練習を見学してみてください

中学生になって、新しいことに挑戦してみたい子。
これまで別の競技を続けてきたけれど、違う環境で成長したい子。
運動が得意ではなくても、仲間と一緒に少しずつ前に進みたい子。
岡山ジュニアラグビースクールは、そんな “一歩踏み出したい” 子どもたちをいつでも歓迎しています。
👉 詳しい活動内容や無料体験のお申し込みは、岡山ジュニアラグビースクール公式サイト(www.okayamajuniorrugbyschool.com) をご覧ください。
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